Philosophy
人を大事にする会社
互いを尊重し、心豊かな未来を築く会社にしよう
感謝の気持ちを持つ会社
環境との調和を考える会社にしよう
信頼される会社
誠意と熱意を持って仕事に取り組み、社会から必要とされる会社にしよう
愛される会社
地域の皆様と共存共栄する会社にしよう
自慢できる会社
家族や友人、そしてみんなに胸を張って語れる会社にしよう
代表メッセージ
代表取締役社長
工藤 健一Kenichi Kudo
世の中に数多ある企業の中からわたしたちの会社に関心を持ってくれた皆様にまずは御礼を申し上げます。
わたしたちは人口約1万人の岐阜県加茂郡川辺町に本社工場を有し、山紫水明な環境の下、段ボール原紙を生産している会社です。わたしたちが働く川辺町には日本のグランドキャニオンを臨むことができる遠見山をはじめとする魅力的な山々が七座あり、近年は人口の三倍以上の登山客が訪れる素晴らしいところです。是非、わたしたちの会社を訪れた際にはその山々も眺めて頂けますと幸甚です。
さて、当社の創業は昭和35 年(1960 年)です。それから 60数余年、リサイクルと言う言葉が当たり前になる以前から企業や家庭で使われた紙が回収された古紙を原材料に紙を生産してきました。創業当時はお取引先の要請に応えて石膏ボード原紙、チップボ ール(厚紙)などを生産していましたが、昭和 50 年代、梱包材は木箱から段ボール箱になると予測して段ボール箱の材料となる段ボール原紙を生産する会社に変貌しました。 また、現在社会は地球温暖化の進行を抑制するためあらゆる企業が脱炭素社会の実現に取り組んでいますが、そのゴールはカーボンニュートラル或いはネットゼロの実現です。
当社は平成 19 年(2007年)、川辺バイオマス発電所を営業運転させ、木質バイオマスによるカーボンニュートラルにいち早く取り組みました。令和 5年(2023 年)は更に踏み込み、岐阜県の水力発電所が電源となる「ぎふ清流 Green でんき」を購入したことで、紙の製造工程で必要なエネルギーの全てがカーボンフリーとなりました。 製紙会社としては小さな会社ですけれども、わたしたちなりに時代の変化を捉えて知恵を絞って事業活動している会社です。
「種の起源」で有名なチャールズ・ダーウィンはこう言いました。
「最も強きもの、最も賢いものが生き残るのではない。最も変化に対応できるものが生き残るのだ。」
わたしたちが変化に対応できる会社であり続けるために、また、持続可能な社会の実現に向けてわたしたちの意思に共感してくれる方々、経済価値と社会価値の両立を実現したいと考えている方々がわたしたち大豊製紙グループにより強く関心を持って頂けることを衷心より祈念します。