大豊製紙株式会社

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事業紹介

何度でも甦る。そのタフネスは無限大。

「段ボール原紙」とは?

ライナーと中芯原紙の総称で、経済産業省「紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報」の中で、下記の様に分類されています。

分類

<板紙>

木材パルプ、古紙パルプなどを利用して製造される厚紙の総称。
紙質が硬く、腰が強いのが特徴で、主に包装材料として使用されます。
段ボール原紙、紙器用板紙、雑板紙などに分類され、段ボール原紙は「中芯原紙」と、外側の「ライナー」があります。

段ボールの基本構造

縦の力にも横の力にも強い、優れた安定性。
秘密は「トラス構造」にあります。

基本構造

断面

「段ボール」とは、波状に成形した「中芯原紙」の片面、もしくは両面に「ライナー」と呼ばれる板紙を貼った構造のボール紙の事です。
軽くて丈夫な緩衝包装材として大量生産が可能で安価。
しかも回収すれば、再生が容易で環境にも優しく、今や社会生活や流通産業になくてはならない重要な素材です。

トラス構造

トラス構造とは、建築で用いられる「三角形」を一組として組み合わせた基本構造の事で、四角形では重力が加わると力が真直ぐに伝わってしまったり、行き場を失った力が斜めに逃げて潰れてしまうのに対し、三角形では力が二股に分散されるため安定した状態を保つ事ができるので、様々な橋やタワーで採用される丈夫な構造の事です。