皆さん、こんにちは。
製造部電気課の畑佐です。
徐々に気温も下がってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、大豊製紙では避難訓練が実施されました。
避難訓練は毎年行われており、
万一のときにも落ち着いて行動できるように備えています。
主な内容としては、
事務所や工場各所に設置された地震計の試験発報、
練習用の消火器を使用した初期消火訓練、
消防署員の立ち合いのもと消防署への通報訓練、
避難経路に沿って避難・社員の安否確認などを行います。
全員集まった後は、工場にある可搬消防ポンプを使って放水訓練も行います。
製紙工場は紙を扱っているため万一火災が発生してしまうと
すぐに燃え広がってしまいます。
そのため、火災には十分注意するとともに
防火設備の設置と社員の教育・意識向上に取り組んでいます。
消防ポンプが用意されていても使えなければ意味がないので、
まだ触ったことがない人を中心に訓練してもらい、
以前ポンプを操作したことがある人も
横で見ながら復習し、使い方を一緒に覚えていきます。
今回は新たに「煙道体験」も実施しました。
テントの中に無害な煙を焚いて、
煙で視界が悪い中での避難を体験しました。
まったく前が見えません。
煙が充満した空間はこれほど視界が悪くなるとは思いませんでした。
火災時に煙を吸い込むと窒息してしまうと消防署員の方から話を聞き、
視界が悪い中で煙を吸わずに避難することの
難しさを改めて実感しました。
これから空気が乾燥する季節となるので、
皆さんも火災には十分に注意するとともに
家や職場で消火器の位置を確認するなど、
もしもの時に備えるようにしていきましょう。