大豊製紙で使われている天井クレーンは2年に1回性能検査という検査を受けなければなり
ません。これは自家用車で例えると車検のようなものです。
検査内容はクレーンの各部の異常のチェック、定格荷重をかけての作動試験などがありま
す。
写真は試験中の風景です。
左側に写っているオレンジ色のものが定格荷重をかける錘になります。
実はこの錘、5枚重ねにはなっていますが、1枚当たりの重さはなんと2000kg、つまり2tに
なります。
それが5枚あるので全部で10tです。車だとワゴン車5台分くらいになります。
それをこんな感じで釣り上げて検査をします。
改めて鉄の10tって意外と小さいんだとか、そんな錘を簡単に持ち上げてしまうクレーン
とか製紙会社っていろいろな物が使われたり、経験できたりするんだなと感じました。
何はともあれ、検査が無事終了してホッとしてます。