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2021/03/22

現場研修での仕事内容②

皆さん、こんにちは。製造部電気課の畑佐です。
季節はすっかり春になり、暖かくなってきましたね!

今回は先月に引き続いて私が新入社員の時の
研修についてご紹介します。

前回は4月から5月までを紹介しました。
今回は6月以降、いよいよ工場での現場研修です。
現場研修は3か月間あります。

工場で使う電気を作っているバイオマス発電所で仕事をする「動力課」
古紙から製品の元となる原料を作る仕事をする「原質(げんしつ)課」
原料から紙(製品)を作る仕事をする「抄紙(しょうし)課」
3つの部署で研修をします。


大豊製紙の工場は毎日24時間動いています。
なので、夜勤で仕事する日もあります。
初めのうちは深夜に仕事をするのに慣れず、
仕事中に寝てしまいそうになることもありましたが、
すぐに夜勤にも慣れました。若さですね。

実際に機械を操作する仕事がメインで、
そのどれもが会社の製品を作るのに大切な機械です。
スイッチを一つ押すのにも緊張してしまいますが
先輩方が優しく教えてくれました。
見た目は怖そうなのに(ここだけの内緒話ですよ!)
恐る恐る話しかけると、とても優しくて楽しく仕事が出来ました。
社内には沢山の人がいますので、趣味が同じ人とは
趣味の話をしたりして盛り上がりました。

当時の思い出は沢山あるのですが、
特に原質課での仕事が思い出深いです。
今の原質課の工場は2018年に建物と設備一式を更新し、
建物は新しくなり綺麗、機械もコンピュータ制御で
パソコンで操作しながら運転されています。
しかし当時はどこか昭和の香りが残る工場の中で
機械を手動操作しながら薄暗い工場内を走り回っていました。
当時は大変だったことも思い返せば良い思い出です。

新しい設備へ切り替える時はもう電気課に所属していたので、
電気担当としてその場にいましたが、
最後に電源を落とす瞬間は感慨深かったです。


「昭和~平成の原質課」
沢山並んだスイッチを押したり、
配管のバルブのハンドルを手で回して開けたり・・・




「令和の原質課」
パソコンで操作、各所にあるカメラで機械の監視、
技術は大きく進歩した!

話が逸れてしまいましたが・・・
最初に説明したように原質課は原料をつくる部署です。
原料の出来が製品の質に大きく影響します。
現場研修中には自分がその工程に携わって、
そこで出来たものが次の工程である抄紙課に送られ製品となる。
その製品は出荷され、段ボールになって多くの方々の手元に届く。
これを理解できたときに、自分の仕事に誇りを持てるようになりました。

このことはどの部署でも同じであり、
今まで大豊製紙での仕事を続けてこられたことに繋がります。
これからも初心を忘れずにいきたいと思います!

長くなってしまいましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。